司法試験 択一式・肢別過去問集 考える肢 刑法編〈2006年版〉



司法試験 択一式・肢別過去問集 考える肢 刑法編〈2006年版〉
司法試験 択一式・肢別過去問集 考える肢 刑法編〈2006年版〉

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基礎的な知識の確認に最高

一般に刑法に肢別は不要といいますが、基礎的な知識なくパズル的な問題に挑戦しても時間がかかって仕方がありません。この本をやることで時間内に解けるようになりました。
旧司法試験対策としては不要

本書は昭和36年度から平成17年度までの
択一刑法の過去問を、選択肢別に一問一答形式にしたものです。
択一本試験での反射神経を鍛えることを目的としています。

しかし、本書は旧司法試験対策としては不要です。
なぜなら、択一刑法対策として余りに効率が悪いからです。
具体的には以下の通りです。

まず、近年の択一刑法はパズル問題がほとんどです。
そして、パズル問題には学説の知識が不可欠で、
理由付けと結論を記憶していればすばやく解けます。
そこで、本書のような肢別本は一見効果的なように見えます。

しかし、本書は択一刑法のパズル問題を肢別にしていますが、
これらを解いても試験対策としては余り効果がありません。
肢別の短い解説では学説の理解が難しいためです。

従って、本書を廻す時間がある位なら、
平成の過去問や予備校の問題集を解いて解説を読むべきです。
また、憲法・民法を素早く解けるように訓練したり
大塚先生の「刑法総論の思考方法」を読むのも良いでしょう。

さらに、本書はもはや出題がないであろう知識問題を載せています。
近年は判例の細かい知識等を問うことは無くなっていますので、
これらの問題を解く意味は薄いです。

以上から、この問題集を解くのは時間の無駄と考えます。
但し、憲法・民法は知識補充と整理に使えます。
2005年度版についてはレビューを書いていますのでご参照ください。



早稲田経営出版




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